鳥取県は東部・中部・西部で異なる顔を持ちます。東部には鳥取砂丘と浦富海岸のリアス式海岸、中部には国宝・投入堂を擁する三徳山と倉吉の白壁土蔵群、そして世界有数のラドン泉・三朝温泉があります。
1泊2日で東部〜中部を効率よく巡るこのコースは、砂丘の非日常的な景観と、信仰の山・三徳山の険しい参道を両方体験できる構成です。スポット間の移動が長いため、レンタカーの利用を強くおすすめします。
鳥取駅から砂の美術館まで車で15分、浦富海岸まで車で20分。1日目は鳥取市内を集中して回り、夕方に白兎神社へ。2日目は中部の倉吉・三朝エリアへ移動します。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:砂の美術館・鳥取砂丘・浦富海岸・白兎神社・鳥取城跡・三徳山三仏寺(投入堂)・倉吉白壁土蔵群・三朝温泉・青山剛昌ふるさと館を巡る1泊2日コース
ここが狙い目
鳥取砂丘
南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大の海岸砂丘。1955年に国の天然記念物に指定。中国山地の花崗岩が千代川で運ばれ、数万年かけて形成された。最高地点「馬の背」は高さ約47mで、登りきると日本海が広がる。
投入堂(三徳山)
三徳山三仏寺の奥院で、断崖絶壁の岩窟に建つ国宝の懸造建築。平安時代後期の建立とされ、高さ100m超の岩壁への建設方法は今も謎とされる。入山には入山料と往復2〜3時間の険しい登山が必要。
浦富海岸
岩美町に広がる東西15kmのリアス式海岸で「日本の渚100選」に選定。透明度25mの「岩美ブルー」と呼ばれる海が特徴。遊覧船から断崖・洞門・奇岩を眺めるコースは所要約60分。
砂の美術館
砂と水だけで作る「砂像」を常設展示する世界初の施設。第1期(2006年)から毎年テーマを変えて開催。1体の砂像に使用する砂は数十トン規模で、世界トップクラスの砂像彫刻家が制作する。大人800円、小中高400円。
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鳥取のベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
旅行日数
1泊2日
目安予算
15,000〜25,000円(宿泊・交通費別)
エリア構成
1日目:鳥取市東部 / 2日目:倉吉・三朝エリア
移動手段
レンタカー推奨(鳥取駅周辺でレンタル可)
1日目 09:30〜11:00
2006年の第1期開催以来、毎年異なるテーマで世界の文化・歴史を砂像で表現する屋内型の常設展示施設。砂と水だけを素材とし、接着剤を一切使わずに高さ数メートルの作品を作り上げる技術は圧巻。第17期「砂で世界旅行・スペイン」は2026年4月24日から開催。所要時間の目安は60〜90分。JR鳥取駅からバスで約20分「砂の美術館前」下車すぐ。
1日目 11:00〜13:00
南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大の海岸砂丘で、1955年に国の天然記念物に指定。観光の中心は「馬の背」と呼ばれる高さ約47mの砂丘尾根で、登りきると眼前に日本海が広がる。風が作る「風紋」と呼ばれる砂の模様は朝方が最も美しく、午前中の早い時間に訪れると足跡のない砂面を観察できる。夏は砂の表面温度が60℃を超えることがあるため、スニーカー着用を推奨。所要時間の目安は60〜90分。
1日目 13:00〜13:45
「スタバはないがスナバはある」という平井元鳥取県知事の発言をきっかけに2013年に誕生したコーヒーショップ。現在は県内9店舗を展開し、鳥取を代表するカフェチェーンとなっている。砂丘店は砂丘の入り口近くに位置し、コーヒーは自家焙煎にこだわる。鳥取県産の大山ハーブ鶏を使ったカレーなども提供。砂丘観光後の休憩スポットとして定番。
1日目 14:30〜16:30
鳥取市の北東・岩美町に広がる東西15kmのリアス式海岸。「日本の渚100選」「日本の地質百選」に選定され、透明度25mの「岩美ブルー」と呼ばれる海が特徴。荒波で削られた断崖・洞門・奇岩が連続する景観は、遊覧船(4月〜11月運航)から眺めるのが効果的で所要60分。島めぐり遊覧船は大人1,400円。砂丘から車で約20分の距離。
1日目 17:00〜18:00
古事記に記される「因幡の白うさぎ」の舞台となった神社。白兎神(はくとのかみ)を祀り、縁結びの神としての信仰が篤い。境内には白うさぎをモチーフにしたさまざまな装飾がある。神話では、因幡(鳥取)に渡ろうとした白兎がワニに毛をむしられ、オオクニヌシノミコトに助けられたとされる。JR鳥取駅から日ノ丸バス「白兎海岸線」で約40分、または鳥取砂丘から車で約30分。
1日目 夕方(任意)
16世紀に山名氏が築いた山城で、豊臣秀吉の兵糧攻めで有名な鳥取城の跡地。城跡を整備した久松公園は鳥取市街地に位置し、春はソメイヨシノを中心に桜が咲き誇る。現在は鳥取城の復元工事が進められており、2024年時点で仁風閣(重要文化財)が隣接する。市街地中心部にあるため、宿泊地への帰路に立ち寄りやすい。入場無料。
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2日目 09:30〜12:30
三朝温泉の近くに位置する修験道の霊山。奥院「投入堂」は断崖絶壁の岩窟に建つ平安時代後期の国宝建築で、高さ100mを超える岩壁への建設方法は今も謎とされる。入山するには往復2〜3時間の急峻な登山が必要で、鎖場・岩場を越えて進む。足場の悪いルートのため、わらじのレンタル(200円)が推奨されている。入山料は600円で、16時までに下山が必要。
2日目 12:30〜14:00
鳥取県中部・三徳川沿いに旅館街が連なる温泉地。泉質は世界有数のラドン含有量を誇り、飲んでも効果があるとされる「飲泉」が可能な温泉として知られる。三朝橋周辺では川の岩盤から湧き出す露天足湯を無料で楽しめる。2024年現在、外湯として「株湯」「菩薩湯」などを利用可。旅館に宿泊しない場合でも日帰り入浴が可能な施設がある。
2日目 14:30〜16:00
鳥取県中部・倉吉市の玉川沿いに江戸〜明治期の白壁の土蔵と赤瓦屋根の町家が連なるエリア。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、入場無料で散策できる。散策コースは約30〜60分程度。土蔵を活用したカフェやクラフトショップが点在し、地酒の試飲や地元食材を使ったスイーツを楽しめる。倉吉駅から徒歩15分、または路線バスで約5分。
2日目 16:00〜17:00
名探偵コナンの作者・青山剛昌氏の出身地・北栄町に建てられたミュージアム。青山氏の仕事部屋を再現したコーナーや、原画・キャラクター展示を見ることができる。館の周辺には「コナン通り」と呼ばれる商店街があり、コナンのキャラクター像が点在する。大人700円、中高生400円、小学生300円。JR由良駅から徒歩3分。
2日目 昼食または夕食
牛骨を長時間煮込んだスープを使う鳥取県中部・西部のソウルフード。豚骨・鶏ガラが主流の全国的なラーメン市場の中で、牛骨スープは独自のあっさりした甘みが特徴。倉吉市では「麺屋八兵衛」(ミシュラン掲載歴あり)や「いのよし」が地元で評判が高い。スープは脂が少なく後味がすっきりしているため、温泉の後の食事としても食べやすい。
旅行者からよく寄せられる感想・体験談をまとめています。
鳥取砂丘について「想像以上のスケールで感動した」「馬の背に登って日本海が見えた瞬間が最高だった」という声が多く聞かれます。砂の美術館については「砂でここまで作れるのかと驚いた」「室内なので天候に左右されず楽しめた」と評価が高い傾向があります。投入堂は「実際に目にすると写真より迫力がある」「あの場所にどうやって建てたのか考えると鳥肌が立つ」という感想が多く、難易度の高い登山込みで「達成感がある」という声も目立ちます。倉吉白壁土蔵群は「混雑していない時間に行くと写真が撮りやすい」「城崎や出雲よりも観光客が少なくてゆっくりできた」という口コミが見られます。
「鳥取砂丘は普通の砂浜と変わらないと思っていたが、実際は規模が全然違った」という意外性に驚く声の一方で、「砂丘自体はあまり見どころがないと感じた」という評価も存在します。投入堂は「体力がないと途中で断念することになる」「鎖場で怖くて引き返した」という体験談もあります。鳥取全般については「スポット間の距離が遠すぎて車なしだと1日2〜3か所しか回れなかった」という声が多く、公共交通機関でのアクセスに不満を感じた方も一定数います。
DAY 1
鳥取砂丘と海岸線を巡る
09:00
JR鳥取駅でレンタカー受け取り
09:30
砂の美術館(約90分)
11:00
鳥取砂丘(馬の背登頂・約90分)
13:00
すなば珈琲で昼食・休憩
14:30
浦富海岸(遊覧船乗船・約90分)
17:00
白兎神社参拝(約45分)
18:30
鳥取市内でディナー(砂丘らっきょう料理など)
20:00
鳥取市内宿泊
DAY 2
山陰の信仰と街並みを体験
09:00
三徳山三仏寺(投入堂)へ移動(鳥取市内から約60分)
09:30
三徳山入山・投入堂参拝(往復約2〜3時間)
12:30
三朝温泉で昼食・足湯(約90分)
14:30
倉吉白壁土蔵群散策(約60分)
16:00
青山剛昌ふるさと館(約60分)
17:30
牛骨ラーメンで夕食(倉吉エリア)
19:30
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旅行日数
1泊2日
目安予算
15,000〜25,000円(宿泊・交通費別)
エリア構成
1日目:鳥取市東部 / 2日目:倉吉・三朝エリア
移動手段
レンタカー推奨(鳥取駅周辺でレンタル可)
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