函館は北海道南端の渡島半島に位置する港町です。1857年着工・1864年完成の日本初西洋式城郭・五稜郭、1878年設立のハリストス正教会、1910年完成の旧函館区公会堂など、幕末〜明治の歴史遺産が市内各地に残っており、北海道の他都市とは異なる独自の文化圏を形成しています。
2泊3日の旅程では1日目に函館山夜景(標高334m)・元町・西部地区を、2日目に函館朝市・五稜郭・金森赤レンガ倉庫を、3日目に湯の川温泉とトラピスチヌ修道院をカバーできます。観光名所は函館駅から市電(1日乗車券600円)で移動でき、主要スポットは乗り換えなしでアクセスできる点がこの街の便利さです。
函館へは東京から北海道新幹線(新函館北斗駅乗り換え、約4時間)または飛行機(函館空港、約1時間20分)でアクセスできます。夏(7〜8月)は函館山に霧が出やすく夜景が見えなくなることがあるため、天候確認が重要です。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:函館山夜景・朝市・五稜郭・金森赤レンガ倉庫・西部地区を2泊3日で巡るモデルコースを紹介します。
ここが狙い目
函館山から望む夜景——世界三大夜景に数えられる景観
標高334mの函館山山頂からは、陸繋島(砂州でつながった島)の特殊な地形によって両側を海に挟まれた函館市街地が一望できます。夜景は「世界三大夜景」のひとつとも称されます。ロープウェーで約3分。ただし夏(7〜8月)は霧が出やすく、山頂が真っ白になることもあるため天候確認が重要です。
函館朝市でウニ・イクラの海鮮丼を
函館駅前に広がる函館朝市は、毎朝6時頃から活気づきます。新鮮なウニ・イクラ・毛ガニ・ホタテなど北海道の恵みが揃い、どんぶり横丁では海鮮丼を提供する店が軒を連ねます。早朝から行列ができる人気店もあるため、早めの訪問がおすすめです。
幕末の歴史舞台・五稜郭を巡る
1866年完成の日本初の西洋式城郭・五稜郭は、箱館戦争(戊辰戦争最後の戦い)の舞台となった史跡です。五稜郭タワーからの空撮のような眺めは必見。春は約1,600本の桜が満開になる名所としても知られています。
元町・西部地区で明治の面影を散策
函館山の麓に広がる元町・西部地区には、明治〜大正時代に建てられた洋館や教会が立ち並びます。旧函館区公会堂・ハリストス正教会・カトリック元町教会など、港町函館の歴史的建造物を散策しながら巡れます。坂道からの函館湾の眺めも絶景です。
函館2泊3日コースをベースに、自分好みにカスタマイズしましょう。移動時間の自動計算で効率的なスケジュールが完成します。
函館のベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
△
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◎
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◎
◎
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△
ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
旅行日数
2泊3日
目安予算
35,000〜55,000円(交通費別)
1日目エリア
函館着 → 西部地区・元町 → 函館山夜景
2日目エリア
函館朝市 → 五稜郭 → 金森赤レンガ倉庫 → ベイエリア
3日目エリア
湯の川温泉 → トラピスチヌ修道院 → 出発
移動手段
市電(路面電車)・タクシー・徒歩
19:00〜21:00
標高334mの函館山山頂にある展望台。陸繋島(砂州でつながった島)という特殊な地形のため、両側を海(函館湾・津軽海峡)に挟まれた函館市街地が一望でき、夜景は「世界三大夜景」のひとつとも称されます。ロープウェー往復1,800円・所要約3分。ただし夏(7〜8月)は霧の発生率が高く、山頂が真っ白になることも珍しくありません。「せっかく行ったのに霧で何も見えなかった」という口コミが多いため、函館山ロープウェイ公式サイトのリアルタイム混雑・天候情報(はこぶら)を事前確認してから行くことを強くおすすめします。下山はロープウェーより混雑しにくいバスが便利です。
07:00〜09:00
JR 函館駅前に広がる大規模な朝市。毎朝6時頃から数百件の店舗が開き、ウニ・イクラ・毛ガニ・ホタテ・函館名物のイカなど新鮮な海産物が並びます。「どんぶり横丁市場」では海鮮丼専門の食堂が集結しており、朝から豪華な海鮮丼が楽しめます。活イカ釣り体験ができる店もあります。
10:00〜12:00
蘭学者・武田斐三郎が設計し1857年(安政4年)着工、1864年(元治元年)にほぼ完成した日本初の西洋式稜堡式城郭。星形5角形の設計は砲撃の死角をなくすためのもので、西洋築城術の書籍をもとにしています。1868〜1869年の箱館戦争では旧幕府脱走艦隊を率いた榎本武揚がこの地を拠点とし、土方歳三もここで最期を迎えました。五稜郭タワー(高さ107m・入館料500円)からは星形の全貌が一望でき、春は約1,600本の桜が満開になる名所。五稜郭公園への入場は無料です。
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14:00〜16:00
1909年に建てられた赤レンガ倉庫群を改装したショッピング・グルメ複合施設。函館ベイエリアに面したロケーションが美しく、倉庫内にはお土産ショップ・カフェ・レストランが入ります。夜はライトアップされ幻想的な雰囲気に。クリスマス時期はイルミネーションが特に華やかです。
15:00〜17:00
函館山の麓に広がるエリアで、明治〜大正期の洋館・教会・領事館が徒歩圏内に密集しています。旧函館区公会堂(1910年完成・国重要文化財)はコバルトブルーとアイボリーの外観が印象的なコロニアルスタイルの建築。ハリストス正教会(1860年設立・現聖堂は1916年再建)は日本初のロシア正教会で、「カムパネラ」の音色の鐘楼が有名です。カトリック元町教会(1923年完成)の祭壇はローマ教皇ベネディクト15世から贈られた日本唯一のもの。八幡坂など急勾配の坂道は雨天・冬季に滑りやすいため、歩きやすい靴での訪問を推奨します。
10:00〜11:00
1898年創立の日本初の女子修道院。フランスのトラピスト会修道女が設立した歴史ある施設で、レンガ造りの建物と広大な庭園が印象的です。修道院内部は非公開ですが、外観と庭園は見学可能。修道院で作られるバター飴やクッキーはお土産として人気。市電・函館バスでアクセス可。入場無料。
旅行者からよく寄せられる感想・体験談をまとめています。
函館山の夜景は「期待通り、いや期待以上だった」という高評価の声が多く見られます。特に日没前に登り、空の色が少しずつ変わっていく過程を見られたという体験談が好評です。元町・西部地区の洋館街は「ヨーロッパの街みたいで雰囲気が良かった」「朝の散歩が特によかった」という声が目立ちます。五稜郭は「タワーから見た星形の全貌が想像以上に美しかった」「箱館戦争の歴史を現場で感じられた」という口コミが多数寄せられています。
函館山は夏(7〜8月)に霧が発生しやすく、「ロープウェーで山頂に着いたら真っ白で何も見えなかった」という体験談が複数見られます。天候確認なしに夜景を見に行くのはリスクがあります。また函館朝市は「観光地価格で思ったより高かった」「呼び込みが強引な店があった」という声もあり、価格確認と店選びが重要です。ロープウェーの下り便は混雑しやすく、「45分待ちになっていた」という口コミも散見されます。
DAY 1
函館着 → 西部地区・元町散策 → 函館山夜景
12:00
新函館北斗駅着(新幹線)or 函館空港着。函館駅方面へ移動
13:00
ホテルにチェックイン後、函館ベイエリアでランチ
14:30
金森赤レンガ倉庫を散策。ショッピングとカフェタイム
16:00
市電で元町・西部地区へ。ハリストス正教会・旧函館区公会堂を見学
17:30
八幡坂から函館湾を一望。夕暮れのシルエットが美しい
18:30
市電でロープウェー山麓駅へ。函館山へ上る前に混雑状況を確認
19:00
函館山展望台で夜景鑑賞(霧の日は翌日以降に変更も検討)
20:30
下山後、函館駅周辺で夕食。新鮮な海鮮料理や函館塩ラーメン
DAY 2
函館朝市 → 五稜郭 → 金森倉庫 → ベイエリア
06:30
函館朝市へ。早朝から賑わう市場で新鮮な海産物を見学
07:00
どんぶり横丁で海鮮丼の朝食。ウニ・イクラ・毛ガニの豪華丼(1,700〜3,000円)
09:30
函館市電で五稜郭公園へ(約20分)
10:00
五稜郭タワー(500円)に登り星形要塞を一望。箱館戦争・榎本武揚の歴史に触れる
11:30
五稜郭公園内を散策。春は約1,600本の桜が満開
13:00
ベイエリアでランチ。函館名物のイカ料理や地物魚介を堪能
14:30
金森赤レンガ倉庫でショッピング。函館みやげを購入
16:00
函館ベイエリアを散策。夕暮れの港が美しい
18:30
函館駅近くで夕食。地酒と共に北海道の幸を楽しむ
DAY 3
湯の川温泉 → トラピスチヌ修道院 → 出発
07:00
湯の川温泉の朝風呂。函館随一の温泉地でゆったりと
09:00
函館バスでトラピスチヌ修道院へ(約30分)。バター飴のお土産も
10:30
函館空港方面へ移動、または函館駅周辺でラストショッピング
12:00
函館空港 or 新函館北斗駅でランチ。最後の函館グルメを堪能
13:30
出発。お土産に函館産のイカの塩辛・昆布・スイーツなど
スポット間の移動時間や滞在時間をtabimaruで管理すれば、旅当日も迷わず行動できます。
旅行日数
2泊3日
目安予算
35,000〜55,000円(交通費別)
1日目エリア
函館着 → 西部地区・元町 → 函館山夜景
2日目エリア
函館朝市 → 五稜郭 → 金森赤レンガ倉庫 → ベイエリア
3日目エリア
湯の川温泉 → トラピスチヌ修道院 → 出発
移動手段
市電(路面電車)・タクシー・徒歩
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