殿町通りは島根県鹿足郡津和野町の城下町に残る歴史的メインストリートで、掘割に数百匹の錦鯉が泳ぐ景観で知られています。白壁の土塀・石畳・掘割・錦鯉の組み合わせが「山陰の小京都」という称号の象徴的な光景を作り出しています。\n通り沿いには1931年(昭和6年)に建てられたゴシック様式の津和野カトリック教会が立っており、日本の武家屋敷と西洋の教会が隣り合う他の城下町にはない独自の景観が見どころです。教会内部は畳敷きという珍しい礼拝堂で、明治時代のキリシタン弾圧の歴史を伝える展示もあります。\n6月の花菖蒲シーズンに掘割沿いに紫と白の花が咲く時期は特に美しく、写真愛好家が多く訪れます。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:殿町通り・津和野カトリック教会の歴史、見どころ(掘割の鯉・花菖蒲・教会内部)、アクセス方法を詳しく紹介。
ここが狙い目
掘割に泳ぐ錦鯉——津和野城下町の象徴
殿町通りの石畳沿いに流れる掘割には数百匹の色鮮やかな錦鯉が泳ぐ。白壁の土塀と鯉の組み合わせは「山陰の小京都」と呼ばれる津和野を象徴する光景で、6月の花菖蒲が咲く時期は特に美しい。
1931年建築のゴシック様式——津和野カトリック教会
1931年(昭和6年)にドイツ人宣教師シェーファーが建てたゴシック様式の教会。殿町通りに面して立ち、白壁の日本家屋との対比が独特の景観を生む。内部は畳敷きのユニークな礼拝堂で、明治期のキリシタン弾圧の歴史とも深く結びついている。
国の重要伝統的建造物群保存地区
殿町通りを含む津和野の城下町街区は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、武家屋敷・商家・教会が混在する独自の景観が法律によって保護されている。
6月の花菖蒲——掘割を彩る紫と白
毎年6月上旬から中旬にかけて、殿町通りの掘割沿いに紫・白・ピンクの花菖蒲が咲き誇る。鯉と花菖蒲が同時に楽しめる景観は津和野随一の撮影スポットとして全国から写真愛好家が訪れる。
ベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
散策
自由(24時間)
料金
無料(散策・教会内部見学)
住所
島根県鹿足郡津和野町後田(殿町通り)
アクセス
JR津和野駅から徒歩約10〜15分
所要時間
30〜60分
教会見学時間
7:30〜18:00(12〜3月は8:00〜17:30)
津和野は鎌倉時代に吉見頼行が城を築き城下町の整備が始まった町で、江戸時代には亀井氏(3万石)の城下町として白壁の武家屋敷・商家・寺社が整然と配置されました。殿町通りは藩主の御殿(殿)がある格式の高いエリアとして整備され、上級武士の屋敷が立ち並んでいました。通りに沿って掘られた掘割(用水路)は当時の城下町の都市インフラとして機能し、現在も錦鯉が泳ぐ名所として保存されています。1991年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、津和野の街並み保護の核心地区となっています。
津和野カトリック教会は1931年(昭和6年)にドイツ人宣教師シェーファーによって建設されたゴシック様式の木造建築です。この教会が建てられた背景には、明治初年(1868〜1870年)に起きたキリシタン弾圧の歴史があります。長崎浦上のキリシタン信徒約3,000人が各地に移送・拘禁された「浦上四番崩れ」で、津和野には148名が連行され、そのうち36名が拷問・餓死で命を落としました。教会はこの殉教者の霊を慰めるために建てられた場所でもあります。内部は一般の教会と異なり畳敷きの礼拝堂になっており、西洋の礼拝様式と日本の生活文化が融合した珍しい設計が見どころです。隣接する「乙女峠展示室」ではキリシタン殉教の歴史を詳しく学べます。
殿町通り近くにある津和野の郷土料理店。「うずめ飯」(ご飯の下に野菜・豆腐・ごぼうなどが埋められた津和野の伝統料理)と「源氏巻き」(餡入りの巻き菓子・津和野銘菓)が名物。観光客向けながら地元食文化を体験できる貴重な場所。昼食向けの定食メニューが充実。
津和野の代表的な和菓子「源氏巻き」は、薄い焼き皮でこし餡を巻いた棒状の菓子。本町通りの菓子店で購入でき、手頃な価格でお土産にも最適。殿町通り周辺の複数の和菓子店で販売されており、店によって味わいが異なる。
実際に訪れた方の口コミ・体験談をもとにまとめました。
「鯉と白壁の景色が美しかった」「カトリック教会の畳の礼拝堂という組み合わせが独特でおもしろかった」という声が多数。6月の花菖蒲シーズンは「写真が撮りたくて何度も訪れる場所」という声も。「京都よりも人が少なくてゆっくり散策できた」という点が好評。源氏巻きをお土産にした旅行者からは「珍しくておいしかった」という感想が多い。
「通りが短く、さっと歩くと20〜30分で終わってしまった」という声も。「小さな街なので想像よりスケールが小さかった」という感想も一部ある。GWや連休の団体客が多い時間帯は「ゆっくり写真を撮れなかった」という意見も。
電車・徒歩
JR山口線「津和野駅」から徒歩約10〜15分
周辺からのアクセス
太鼓谷稲成神社から徒歩約10〜15分 / 津和野城跡リフト乗り場から徒歩約5分
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