長崎県の西に浮かぶ五島列島は、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録された歴史の島です。江戸時代の禁教令下、1797年に大村藩から外海の潜伏キリシタンたちが渡ってきて以来、250年以上にわたって密かに信仰を守り続けた人々の痕跡が、今も島の各地に残っています。長崎県内に約130ある教会のうち、50以上が五島列島に集中しており、島を歩くたびに教会建築と海の絶景に出会えます。\n\n5月はGW(4月末〜5月上旬)が終わった後の中旬〜下旬が特に穴場。梅雨入り前の晴天が多く、新緑に覆われた山や透明度の高いビーチを人混みなしで楽しめます。長崎港からジェットフォイルで約1時間30分というアクセスも、他の離島に比べて現実的。週末の1泊2日でも十分に満足感ある旅になります。\n\n食の面でも遣唐使の時代から続く千年の歴史を持つ五島手延うどん、脂の乗ったアオリイカ、ハコフグを丸ごと使ったかっとっぽなど、本土ではほぼ出会えない食文化が待っています。世界遺産・離島グルメ・穴場ビーチと、何度でも来たいと思わせる旅先が五島列島です。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:5月の五島列島の魅力、堂崎天主堂・水ノ浦教会・高浜海水浴場・鬼岳・鐙瀬溶岩海岸の観光スポット5選、五島手延うどん・かっとっぽなどグルメ3選、旅行の注意点と持ち物チェックリストを紹介します。
ここが狙い目
GW後〜梅雨前の5月中旬が穴場シーズン
GW(4月末〜5月上旬)直後の5月中旬〜下旬は観光客が一気に減り、フェリーや宿も予約が取りやすい。梅雨入り前の晴天が多い時期で、新緑と青い海のコントラストを存分に楽しめる
2018年世界文化遺産の中心地に50以上の教会が点在
江戸時代の禁教令下でも250年以上にわたって密かに信仰を守り続けた潜伏キリシタンの歴史が残る島。長崎県内に約130ある教会のうち、50以上が五島列島に集中している
環境省「快水浴場百選」の透明な海と新緑の鬼岳
高浜海水浴場はコバルトブルーの海と白砂浜で知られる穴場ビーチ。5月は人が少なく静かに楽しめる。鬼岳では新緑の草原から五島列島の島々を一望できる
千年以上の歴史を持つ五島手延うどんなど離島グルメが充実
遣唐使の時代から続く五島手延うどん(椿油製法)、脂の乗ったアオリイカ、ハコフグを使ったかっとっぽなど、本土ではほぼ食べられない食文化が島に根付いている
五島列島のベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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◎
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ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
5月の五島列島の気候
最高気温
19〜23℃
薄手の羽織で快適
最低気温
13〜16℃
朝夕は1枚プラスを
天気
晴れ多め
梅雨前の好天が続く
GWが終わる5月中旬から、五島列島は急に静かになります。フェリーや宿泊施設の混雑が解消され、世界遺産の教会も落ち着いた雰囲気で見学できる時期です。梅雨入り(例年6月上旬〜中旬)の前なので晴天の日が多く、新緑の鬼岳や透き通った高浜の海が気持ちよく楽しめます。島内の飲食店やレンタカーも予約が取りやすく、はじめての五島旅行としても計画が立てやすい季節です。
五島列島の最大の見どころは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する教会群です。江戸幕府が1644年から禁教令を本格的に強化していったなか、信仰を捨てなかったキリシタンたちは農民や漁師に身をやつし、仏教や神道の信仰者を装いながら密かに祈り続けました。1797年に大村藩から渡ってきたキリシタンたちが五島各地に集落をつくり、その子孫が1873年の禁教解除後に次々と教会を建てました。1879年から建設が始まった堂崎天主堂(1913年に現在のレンガ造りが完成)をはじめ、島内には白亜の木造教会から石造りの大聖堂まで、それぞれ異なる建築様式と歴史を持つ教会が50以上点在しています。
実際に訪れた方の口コミ・体験談をもとにまとめました。
よかったという声が多い点
多くの旅行者が「食事が想像以上に美味しかった」と評価しています。とくに五島手延うどんの食感と風味、新鮮な魚介(アオリイカ・きびなご)への満足度が高い傾向があります。また教会巡りについては「フランスやイタリアの教会とは違う、素朴で感動的な美しさがある」「歴史的背景を知ってから訪れると感慨深さが増した」という感想が多く見られます。高浜海水浴場については「沖縄に来たと勘違いした」「こんなに綺麗な海が九州にあるとは知らなかった」という驚きの声が多く挙がっています。
期待と違ったという声
最も多いネガティブな声が「ランチ難民になった」という体験談です。14時以降に食事場所を探すと多くの店が閉まっており、夕食まで空腹で観光するはめになったという旅行者が少なくありません。また、ネット上では営業中と表示されていても実際には閉店・満席だったというケースも報告されています。加えて「島内の移動が思ったより大変」「レンタカーなしでは効率が悪い」という声もあり、事前の計画の重要性を指摘する口コミが目立ちます。
服装
薄手のウィンドブレーカー(海辺の風対策)
長袖シャツ(朝夕の冷え込み用)
歩きやすいスニーカー
日焼け止め・サングラス
必需品
フェリー・ジェットフォイル予約確認書
レンタカー予約確認書
現金(キャッシュレス未対応の店が多い)
モバイルバッテリー
あると便利
行動食(ランチ難民対策に軽食を)
マスク(PM2.5・黄砂対策)
島内観光マップ(港で入手可)
双眼鏡(教会の細部・海景色用)
予算目安
¥40,000〜80,000
気温
最高19〜23℃/最低13〜16℃
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