中禅寺湖は約2万年前の男体山噴火によって生まれた標高1,269mの高山湖で、周囲25km・最大水深163mの規模を誇ります。日本で最も標高の高い一級水系の湖として知られ、明治時代には多くの外交使節が避暑地として利用した国際的な場所でもあります。現在もイタリア大使館・英国大使館の別荘記念公園が湖畔に一般公開されており、遊覧船からの男体山の眺めと秋の紅葉が奥日光観光の目玉となっています。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:中禅寺湖の誕生・遊覧船・大使館別荘・紅葉の見どころ、アクセス方法を詳しく紹介します。
ここが狙い目
日本一高い場所にある一級水系の湖
標高1,269mに位置する中禅寺湖は、男体山の噴火溶岩によって川が堰き止められて誕生した高山湖です。周囲25km・最大水深163mで、日本で最も標高の高い一級水系(利根川水系)の湖として知られています。
男体山を背景にした圧倒的な絶景
標高2,486mの男体山が湖面に映り込む景観は、日光観光の中でも特に印象的な絶景のひとつ。晴れた日の朝は湖面が鏡のようになり、逆さ男体山が見られることがあります。遊覧船(1,800円)からの眺めは特におすすめです。
明治以降の外交使節が愛した避暑地
明治時代に外国の外交官たちが東京の猛暑を避ける避暑地として中禅寺湖を選び、多くの大使館・領事館の別荘が建てられました。現在もイタリア大使館別荘記念公園(400円)と英国大使館別荘記念公園(300円)が一般公開されています。
秋の紅葉と湖面のコントラストが絶景
10月中旬〜下旬には湖畔のカエデ・ブナ・ダケカンバが色づき、中禅寺湖の青い湖面との対比が美しい秋景色が広がります。日光で最も写真映えする紅葉スポットとして、この時期多くのカメラマンが訪れます。
ベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
遊覧船運航時間
9:00〜15:00頃(季節により変動)
遊覧船料金
大人1,800円(湖畔散策は無料)
場所
栃木県日光市中宮祠(中禅寺温泉)
アクセス
中禅寺温泉バス停からすぐ
所要時間
遊覧船約60分・湖畔散策1〜2時間
注意
強風・荒天時は遊覧船運休の場合あり
中禅寺湖は約2万年前、男体山の大噴火によって流れ出た溶岩が大谷川を堰き止めることで生まれた堰止湖(せきどめこ)です。周囲25km・最大水深163m・面積11.62km²の規模を持ち、標高1,269mは日本で最も高い場所にある一級水系の湖(利根川水系)として知られています。平安時代に僧・勝道上人が初めてこの湖を発見し、湖畔に中禅寺を建立。「男体山」という名前も上人が命名したと伝わります。江戸時代まで一般の参拝者はいろは坂の急坂を徒歩で上るしかなく、中禅寺湖は一部の信仰者や修験者だけが知る秘境でした。
中禅寺湖が「外交官の避暑地」として知られるようになったのは明治20年代(1880年代後半)のことです。当時の駐日英国大使・ハリー・パークスが中禅寺湖を「東洋最高の高地リゾート」と紹介し、他国の外交官たちに広まりました。最盛期には10カ国以上の大使館・領事館が湖畔に別荘を構え、夏の外交の中心地になるほどでした。現在残るイタリア大使館別荘(1928年建設)と英国大使館別荘(1896年建設)は当時の建築様式をそのまま伝えており、栃木県が管理して一般公開しています。
中禅寺湖を最大限に楽しむには遊覧船(1,800円・約60分)が最もおすすめです。中禅寺温泉港を出発し、立木観音・歌ヶ浜・菖蒲ヶ浜などを回るコースでは、陸上では見えない男体山の全貌と湖の広さが実感できます。湖畔の遊歩道も整備されており、中禅寺温泉から菖蒲ヶ浜まで約6kmの散策が可能。秋の紅葉期は落ち葉を踏みながら歩く湖畔道が美しく、地元の人も散策を楽しむスポットです。
バスでのアクセス(推奨)
東武日光駅から東武バス「中禅寺温泉」行き 約45分「中禅寺温泉」下車すぐ
車でのアクセス
東武日光駅から車約30分(いろは坂経由)
中禅寺温泉駐車場(有料)利用
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