近江町市場は1721年(享保6年)頃から続く歴史ある市場で、金沢市民から「おみちょ」の愛称で親しまれてきた「金沢市民の台所」です。約180店舗が集まる市場内では、ズワイガニ・のどぐろ・甘エビ・香箱ガニなど日本海固有の旬の海の幸をはじめ、加賀野菜(加賀蓮根・金時草・源助大根など)・乾物・地元の食品が揃います。市場内の寿司店・海鮮丼店では、仲卸直仕入れの新鮮な海の幸をリーズナブルな価格で食べられ、金沢観光で最も「食」を楽しめるスポットとして観光客にも大人気です。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:近江町市場の見どころ(海鮮丼・のどぐろ・香箱ガニ・甘エビ・加賀野菜)・おすすめの時間帯・旬の食材カレンダーを紹介します。
ここが狙い目
400年の歴史を持つ「金沢市民の台所」
1721年(享保6年)頃から続く近江町市場は、加賀藩の時代から金沢の食文化を支えてきた庶民の市場。約180店舗が集まる市場内には鮮魚・青果・精肉・乾物・飲食店が軒を連ね、地元の料理人から観光客まで毎日多くの人が訪れます。
日本海の旬の海の幸が集結
ズワイガニ・のどぐろ(アカムツ)・甘エビ・ブリ・香箱ガニ(メスガニ)など、日本海固有の旬の海の幸が並びます。特に11月〜3月は蟹のシーズンで、市場内の鮮魚店には生き生きとしたズワイガニ・香箱ガニが積み上がり、観光客の目を引きます。
市場内の寿司・海鮮丼は仲卸直仕入れで新鮮
近江町市場内に軒を連ねる寿司店・海鮮丼店は、地元の仲卸から直接仕入れた新鮮なネタを使用。のどぐろ・甘エビなど希少な日本海の魚をリーズナブルな価格で食べられます。
その場でさばいてもらうカニ体験
近江町市場の一部の鮮魚店では、購入したカニをその場でさばいてもらい、店内のテーブルでそのまま食べることができます。生きたズワイガニの甘みと香りは、茹で済みとは別次元の体験。11月〜3月のシーズンに訪れた際のクライマックスです。
ベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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◎
ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
営業時間
鮮魚店:9:00〜17:00頃 / 飲食店:11:00〜14:00頃(店舗により異なる)
定休日
水曜日・日曜日(一部店舗)※1月と8月は特別休業あり
海鮮丼の相場
1,500〜3,000円(のどぐろ丼は2,500〜4,000円)
住所
石川県金沢市上近江町50
アクセス
JR金沢駅から周遊バス「武蔵ヶ辻・近江町市場」下車すぐ(約10分)
所要時間目安
散策のみ:30〜45分 / 食事込み:1〜1.5時間
11月6日(解禁日)〜3月が加能ガニ(ズワイガニの石川ブランド名)の漁期。香箱ガニ(メスのズワイガニ)は10月上旬〜12月末まで。のどぐろ(アカムツ)の脂のりも冬がピーク。ブリの氷見産のものも冬の北陸の代表的な魚介です。
甘エビ(ホッコクアカエビ)は春〜夏が旬で、刺身で食べると甘みと食感が格別。5〜8月は岩ガキ(真ガキとは違う夏の牡蠣)・サザエ・ハタハタなどの貝類・白身魚も豊富。加賀野菜(金時草・加賀蓮根・加賀太きゅうりなど)は夏に種類が増えます。
カニ解禁前の秋は、のどぐろ・サゴシ(サワラの幼魚)・カワハギ・甘鯛(グジ)などの白身魚が主役。10月末〜11月初旬にはカニ解禁の準備が始まり、市場内の活気が高まります。11月6日の加能ガニ漁解禁日には市場が特別なにぎわいを見せます。
近江町市場いちば館内にある「市場寿し」は、市場直仕入れのネタを使った回転寿司店。のどぐろ・甘エビ・香箱ガニ(冬季)など、金沢ならではのネタが揃い、1皿110〜330円程度のリーズナブルな価格が人気の理由です。開店(11:00)直後から行列ができるため、10:45頃から並ぶのがおすすめ。カウンター席での注文も可能です。
近江町市場内で長年人気を維持する海鮮丼専門店。のどぐろ丼(2,500〜3,500円)・海鮮丼(1,500〜2,500円)が主力メニューで、地元の仲卸から当日仕入れた新鮮な魚介を使用しています。「東京の同価格帯より圧倒的においしかった」という口コミが多く、行列必至の人気店。週末は開店前から40〜50分待ちになることもあります。
近江町市場の一部の鮮魚店では、購入したカニや甘エビをその場でさばいてもらい、店先のテーブルで食べることができます(11〜3月のカニシーズンが特に充実)。加能ガニ1杯5,000〜15,000円・香箱ガニ1杯1,500〜3,000円が目安。値段は時価のため、購入前に価格を確認してから決めましょう。
JR金沢駅からのアクセス(推奨)
城下まち金沢周遊バス(左回りルート)「武蔵ヶ辻・近江町市場」下車すぐ(約10分・210円)
北陸鉄道バス「武蔵ヶ辻」下車 徒歩2分(約10〜15分)
兼六園からのアクセス
兼六園下から周遊バス「武蔵ヶ辻・近江町市場」まで約5分 / 徒歩約15分
実際に訪れた方の口コミ・体験談をもとにまとめました。
「のどぐろを初めて食べたが、これほど美味しい白身魚は食べたことがなかった」「カニのシーズンに来たら市場全体が活気にあふれていた」「朝の市場散策は地元の方も多く、本物の市場の雰囲気を体感できた」という声が目立ちます。価格面でも「東京や大阪より断然お値打ちで新鮮なネタが食べられた」という声が多く、特にカニ・のどぐろ・甘エビを食べた方の満足度が高い傾向にあります。
「週末のランチ時間は長蛇の列で1時間近く待った」「目当ての店が定休日で食べられなかった」「現金しか使えない店が多くて不便だった」という声が複数見られます。また「カニのシーズン以外(春〜夏)に行ったが、のどぐろ・甘エビ等の定番は食べられた」という感想も多く、オフシーズンでも十分楽しめることが分かります。
実際の口コミや体験談から集めた「やってしまいがちな失敗」をまとめました。事前に知っておくだけで旅の質が上がります。
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