鳴沢氷穴は山梨県南都留郡鳴沢村に位置する溶岩洞穴で、国の天然記念物に指定されています。864年(貞観6年)の富士山の大噴火(貞観噴火)により流出した溶岩流が冷え固まる際にできた横穴型の空洞で、全長151m・最大高4mの規模を持ちます。洞穴内は構造上、冬の冷気が保存されやすく年間気温0〜3度を維持しており、夏でも天然の氷柱・氷床が観察できます。隣接する富岳風穴と並んで「溶岩洞穴見学」の定番スポットとして多くの旅行者が訪れます。洞穴周辺は青木ヶ原樹海に含まれており、1,200年前の火山活動が生み出した自然の神秘を全身で体感できる場所です。
こんな人におすすめ
この記事で分かること:鳴沢氷穴の歴史(864年貞観噴火)・見どころ(天然氷・溶岩洞穴)・富岳風穴との違い・アクセスを紹介します。
ここが狙い目
真夏でも0〜3度・年中天然氷が残る溶岩洞穴
鳴沢氷穴の内部は年間を通じて気温0〜3度を維持しており、真夏でも天然の氷柱や氷床が残ります。これは洞穴の構造上、冬に外気で冷えた空気が下部に溜まったまま循環せず保存されるためです。夏の猛暑日でも洞穴内は別世界のような涼しさで、防寒着の貸し出しがある施設もあります。
864年の貞観噴火が生み出した国天然記念物
鳴沢氷穴は864年(貞観6年)の富士山噴火(貞観噴火)によって形成された溶岩洞穴です。流れ出た溶岩流が表面から冷えて固まる一方、内部の溶岩が流出してできた空洞が現在の洞穴になっています。全長151m・最大高4mの洞穴は国の天然記念物に指定されており、1,200年前の火山活動の痕跡を直接体感できます。
富岳風穴との違いと2穴セット見学
鳴沢氷穴から徒歩約10分の富岳風穴(ふがくふうけつ)は全長201mの縦穴型洞穴で、こちらも貞観噴火で形成された国天然記念物です。鳴沢氷穴が横穴型・狭い通路・氷が残る構造であるのに対し、富岳風穴は縦穴・広い空間・溶岩棚が特徴で、同じ噴火で生まれた2つの洞穴の違いを比較できます。2穴セット券(大人700円)がお得です。
青木ヶ原樹海の入口・溶岩台地の神秘
鳴沢氷穴は日本有数の原生林「青木ヶ原樹海」の中に位置しています。樹海は貞観噴火の溶岩流の上に1,000年以上かけて形成された森林で、溶岩の凹凸が独特の地形を生み出しています。洞穴見学の前後に樹海の遊歩道を歩くと、溶岩台地の上に根を張る倒木・苔むした岩・神秘的な光景を楽しめます。
ベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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ベスト
おすすめ
まあまあ
低シーズン
営業時間
9:00〜17:30(季節により変動)
料金
大人350円・子ども200円(2穴セット券 大人700円)
住所
山梨県南都留郡鳴沢村8533
アクセス
河口湖駅から富士急バス「鳴沢氷穴」停下車 約20分
所要時間
30〜45分(富岳風穴との2穴で約1.5時間)
洞穴内気温
年間0〜3度(上着必須)
864年(貞観6年)に発生した富士山の大噴火は「貞観噴火」と呼ばれ、富士山北西麓から大量の溶岩流が流出しました。この溶岩流は古代の湖「せの湖」を分断し、西湖・精進湖・本栖湖の3湖を形成するとともに、青木ヶ原樹海の土台となる広大な溶岩台地を作り上げました。鳴沢氷穴はこの溶岩流の中で形成された溶岩洞穴で、溶岩が表面から冷え固まる一方で内部の溶岩が流れ出した際に生まれた空洞が現在も残っています。1,200年を経た今日もなお原形を保つ洞穴は、富士山の火山活動の歴史を伝える生きた証です。
鳴沢氷穴が位置する青木ヶ原は、貞観噴火の溶岩台地の上に約1,000年かけて形成された原生林で、面積約3,000ヘクタールを誇る国の天然記念物・特別名勝です。溶岩の凹凸が複雑な地形を生み出しているため、木々の根が地面に張れず岩の表面を這うように成長する独特の景観が見られます。「樹海に入ると方位磁石が狂う」という俗説は科学的には根拠がないとされていますが、溶岩台地が磁気的性質を持つのは事実で、樹海の神秘的な雰囲気を生み出す一因となっています。
バスでのアクセス(推奨)
富士急行「河口湖駅」から富士急バス「鳴沢氷穴」停下車 約20分
車でのアクセス
中央自動車道「河口湖IC」から国道139号を本栖方面へ約15分。無料駐車場あり
実際に訪れた方の口コミ・体験談をもとにまとめました。
「夏に行ったのに洞穴の中がこんなに寒いとは驚いた」「天然の氷が真夏でも残っている神秘さに感動」という驚きの声が多い。「富士山の噴火が作った1,200年前の空間に入れる体験が貴重」「火山の歴史を体感できた」という歴史的価値への評価も高い。「富岳風穴とセットで見ると2つの洞穴の違いが面白い」という2穴見学を推奨する声も多数。青木ヶ原樹海の雰囲気については「不思議な世界観がある」という感想が多い。
「上着を持っていかなくて洞穴内でとても寒かった」という防寒不足の失敗談が最多。「通路が低くて腰を屈めながら歩くのがつらかった」という身体的負担の声も多い。「30〜40分で見終わってしまい思ったより短かった」という滞在時間の短さへの感想も。「足元が滑りやすいのにスニーカーを履いていなかった」という靴の選択ミスの声も複数ある。
実際の口コミや体験談から集めた「やってしまいがちな失敗」をまとめました。事前に知っておくだけで旅の質が上がります。
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